一般的な意味での事故車とは、文字通り事故を起こした、あるいは巻き込まれた車のことですが、中古車査定の上では事故を起こした車=事故車という意味ではありません。
フレームやシャーシなど、車の強度を保つ部分に影響があったとき、その車は初めて事故車となります。例えば車が正面衝突した場合、恐らくその車は事故車になるでしょう。しかし査定においては事故を起こした車だから事故車なのではなく、正面部分の骨格が潰れ、曲がることが事故車に該当するためなのです。そのままでは現状事故車と呼ばれるのですが、それを修復したときに、修復歴車となります。
買取店の中でも大手の場合、それぞれの地区や支店ごとに買取の目標台数と言うものが決められています。オークションで売ってはじめて利益が確定する買取店の場合、目標としては利益よりも確実に把握できる台数を追う傾向があります。そしてその月間目標は日別目標に落とされるのですが、査定の内あらかじめ決まっている出張査定はともかく、来店査定の場合天候が悪いと来客数が伸びないのです。
そんな日の夜は、買取り台数を増やすために今までに保留になったお客さんにもう一度電話をしたりと大変です。そんなときにふらりと来店査定客が訪れたとしたら、何としても買わなければならない、と普段では出せないような値段でも苦しい決断をするものです。値段をくらべるためにまわるのではなく本気で売りたいのであれば、雨の日の夜に買取り店に持ち込むといいかもしれません。もちろん値段しだいで即決できるように、こちらも必要書類など準備をしておく必要があります。
買取り店の中でも大手ほどノルマに縛られます。月末最終買取り台数、半期末での目標買取り台数の達成率、年度末決算でのその期中の経営成績。区切りが大きくなるほど、何としても目標を達成しなければならないという状況になります。なので、赤字にならない値段であればGOサイン、そのような可能性が非常に高いのです。
1ヶ月間の数字が決まる月末最終日、6か月分の半期末最終日、1年の総決算である年度末最終日。しかも、その日の最後の追い込みをかける夜。これこそまさしく、高額査定を獲得するための時日というものでしょう。